和を乱す。
仕事でも団体でも人が多く集まれば集まるほど、
必ず起こることは、「和を乱す」者が現れること。
そして、その者に同調して行動を共にする者。
ついには、その団体や組織から数人を引き連れて
離脱して新しい団体を作ってしまう。
珍しい話ではなく、どこにもある話です。
私も、一時期本気でそれを考えた事がありました。
新しい出会いがあって、信頼できるボスができて事なきを得ました。
今考えると、踏み止まって良かったと思います。
団体でも組織でも目的、目標を持っています。
その目的目標を成就させる為には、並々ならぬパワー(能力)が必要となります。
リーダーやコアメンバーは、もの凄いパワーを使う事になるのです。
しかし、決して他人の為に使っている訳ではないのです。
自分で決めた事を、「役目」として淡々と遂行しているだけです。
とはいえ、心中穏やかでない事は確かでもあります。
自分の身の程よりもいくらか大きい事をすると、
自分本体もそれに見合って大きくなるものです。
子供と違って、大人とは、
「自分以外の人にどれだけ良いエネルギーを与えられるか?」です。
その為には、手放さなくてならないものが生じるかもしれません。
旅立つ側は、スッと爽やかに飛び立って欲しいものです。
送る側は、ここが古里いつでも戻って来い!と気持ちよく送りたいですね。
決して和を乱して、混乱させて、飛び出してはなりません。
全て、自分自身に返ってきます。
和を乱してはならぬ。肝に銘じます。
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